「カーズ」鑑賞
<STORY>
ピストン・カップの若き天才レーサー、ライトニング・マックイーン。
レーサーとして絶大な人気を誇っているものの、信頼できる友達は
ひとりもいなかった・・・。
ある日、彼はルート66号線沿いの小さな田舎町、”ラジエーター・スプリングス”に迷い込んでしまう。
そこで待ち受けていたのは、オンボロ・レッカー車のメーターをはじめ、
今まで見たことがない不思議なクルマたち。
しかし、平和に見えるこの町には、誰も知らない秘密があった。
-なんとそこは、地図から消えた町。このままでは、町に暮らすクルマたちも消えてしまう。
いま、マックイーンは彼らのために、ひとり立ち上がる!
(パンフレットより)
何気に応募した試写会に当たったので、観て来ました(^^ゞ
会場にはやはり、アニメということで小さい子供たちが大半!(笑)
でも内容は、大人社会へのメッセージがかなりこめられた映画のように思いました。
きっと制作者は40~50代の方ではないでしょうか?使われている音楽も
何気にレトロチックです。
”ルート66号線”が地図から消えてしまったのは、社会が移動を10分短縮するために切り開いた道路がメインになってしまったから。昔は、地形に沿って道路が作られていて、そこに行きかうものたちには交流があった。今は、何を行き急いでいるのか・・・と。
現代社会に対する、痛烈なメッセージを感じました。
主人公のマックイーンの冒頭の態度は、まるで現代の人間たちのよう。
映像は、「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファインティング・ニモ」に続く
ユニークで繊細なものでした。
子供さんとみるのでも、大人どおしでみるのでも、いい作品だと感じました^^
by kuido_raku
| 2006-06-23 23:56
| 映画鑑賞